★ 古い本9巻 エルイール攻防
クールーク皇国がその勢力を南方へ広げる
きっかけとなったのは南進政策に伴い
国の最南端、エルイールに
堅牢な要塞を完成させたことと
そこに新たに3つの艦隊を創設されたことによる。
これを脅威に感じたガイエン公国は
ラズリルにある海上騎士団と
ミドルポート所属艦隊をエルイールに派遣、
奇襲をかける。
しかし、この攻撃はクールーク第一艦隊の
反撃によりまたたく間に覆され
ガイエン公国軍は撤退を余儀なくされる。
このあと、ミドルポートはクールーク軍に
一時占領されるもガイエン公国から
独立すること等を条件に占領状態を解除、
以降、独立都市となり現在に至ることとなる。
なお、エルイール要塞はやや停滞気味ではあるが
現在も着実に南進の準備を進めているといわれる。
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