*どこまでも歩いていけると信じていたかった。
*痛くないと強がりを言ってみたけど、本当は痛かったんだ。
*あなたはそうやって笑うけど、真実はいつも近くにあるもの。
*弱いところを見せたくないからって、そんな強がり言わないで。
*一度だけでも膝を付いたなら、もう歩けなくなるんだ。
*あなたの心に触れるたび、優しい人になりたいと思った。
*去り際に振り返るその癖が、ときどき辛くてたまらなかった。
*日常は戦いだと、あなたは笑ってそう言った。
*いつまでも子供のままじゃいられないんだね。0512
*一つ年を取るごとに、置き去りにされた過去を嘆いたりしないで。
*あなたの歩く道程は、どうしてそんなに険しいの？
*お願い。お願い。お願い。お願い。
*歩みを止めて、振り返りもしないと分かっているけど。
*牙を磨いて、爪を研いで、悲しい目をして。
*愛しいと思うことは切なくて、それでもどこか心地よいものでしょう。
*そこまで拘る理由があるなら、走り続ければいいよ。
*指先が触れる一瞬に、この息すらも止まる。
*祈りは意味もないことだけど、祈らずにはいられない時だってあるの。
*あなたの腕さえ知らなければ、わたしは幸福でいられたでしょう。
*無知であることは幸せなの、不幸の色も知らずにいられる。
*絶対なんて信じたくない。可能性だけは無限でいて。
*衝動的にあなたの名前だけを叫んでいた。0913
*喜びも憎しみも、この心から生まれる全てはあなたのために。
*愛してると言ったあなたの心まで、覗くことが出来たなら。
*眠れぬ夜があるということを、知らずにいられた幼い日々。
*信じなくてもいいけれど、あなたがいなければ呼吸すら出来ないんだ。
*別れを思うことは、出会いを慈しむことと似ている。0508
*あなたの温もりだけを抱いて、それでも生きていけると思った。
*惜しまれながら死んでいく、その名前を決して忘れない。