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プロローグ |
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正義に目覚めた魔剣士スパーダが、魔界を封じ込めてから二千年。
悪魔退治を請け負う便利屋を開業しようとしていたダンテの前に現れた謎の男。
「君の兄から招待状を預かっている」
そう言い残し男が消えた後、現れたのは無数の悪魔だった。
襲ってくる悪魔を一掃し店を出たダンテは、そこで驚くべき光景を目にする。
街の地下からせり上がる、巨大な塔。
そして禍々しい塔の上でダンテを見下ろす男こそ、
ダンテの兄−−−バージルだった。
一年近く行方をくらませていたバージルが、
今ごろになって現れた理由とは何なのか。
街に群がる悪魔を率いているのはバージルなのか。
それがバージルの導き出した「答え」なのか。
全てを明らかにする為に、ダンテはその足を塔に向ける。
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